ローベッドのデメリットの対処法

最終更新日 2024年11月19日 by daisyw

その低さゆえに室内に圧迫感を与えず、すっきりした印象をつくるローベッドは人気を集めています。

先述した室内の印象のほかにも通気性の良さや掃除しやすさ、そしてお洒落なデザイン性など人気を集めるには十分なメリットが備わっている反面、デメリットもあります。

代表的なデメリットを挙げるなら立ち上がりにくい事です。

ローベッドの高さは床に近いため、座布団から立ち上がる事と同義といっても過言ではありません。

そのため足腰が弱い高齢者や腰痛もしくは関節痛を抱えた人には向いておらず、実際に病院や老人ホームといった介護を必要とする施設ではローベッドは採用されていないです。

通常のベッドであれば足裏を地面に触れさせ、お尻を上げれば十分ですが、その低さゆえに腰や両足、あるいは両腕にも力を込めなくてはならないのがローベッドとなります。

参考:zenローベッドの評判

このデメリットへの対処法は残念ながら所有者の体力や動作次第ですが、立ち上がりやすくする方法ならあります。

まずベッドのそばにサイドテーブルを設置し、起きたらそこに向き合って両手を置くのがスタートです。

 テーブルの高さはベッドよりも高く、しかし肩よりも低い位置が理想 となります。

こればかりは使いやすさの相性があるため工夫が必要かもしれませんが、とにかく起床した際にテーブルに向き合って両手を置いたら今度は両膝を立てて猫が体を伸ばすようにすれば楽に立ち上がれるはずです。

あとは両手をテーブルから離せば動作は完了となります。

勿論人によっては寝たまま足を持ち上げ、そのまま一気に振り落としてその反動で起き上がる動作など動きやすい立ち上がり方はあるかもしれません。

しかしテーブルを使えば足を怪我した際に役立ちます。

このようにアイテムを用いればデメリットは解消可能です。

立ち上がりにくさに匹敵するデメリットである通気性の良さから生じる寒さも、コルクマットを敷けば防げます。

コルクマットは断熱性を有しているため、まずはコルクマットを強いてベッドを設置すればそれだけで通気性を遮断するだけでなく、床下からの冷えも防げます。

ただしコルクマットも万能ではなく、例えば床暖房やホットカーペットなど床に施された暖房設備による熱によって変形する品もあるので要注意です。

最近ではそれに対応した代物が販売されているため、もしも床に暖房設備がある場合は念のためコルクマット選びは説明をよく読んで慎重にやっておけば失敗する事はありません。