最終更新日 2024年11月19日 by daisyw
不動産事業を大きくする方法と仕事の事例
脱サラをして起業を目指す方は、不動産事業を成功させる方法も効果的です。
実際に全国各地に不動産会社は非常に数多くあり、大手不動産会社以外でも地域密着型で営業をする会社も沢山あります。
ゼロから行うにはある程度の知識力が必要になり、専門用語や宅建などの資格もあります。
できれば小規模でも不動産会社で一定期間を就業することで大体の知識は身に付けられますが、完全に素人からでも会社を興すことは不可能ではありません。
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不動産事業をスタートさせる際には、資金があまり無いという環境ではまずは、事務所を借りて法人登記を済ませることが必要です。
取引する際に会社名や会社の所在地、名刺などが無ければ全く信用されないので、他の業種でも同様ですが法人化することは最低限必要なことです。
次に自社管理物件を持つ方法があります。
いきなり仲介業務を始める方法もありますが、仲介手数料は決して高くはないので利益を大きくすることは最初の段階では無理が生じます。
自社管理物件とはアパートやマンションなど賃貸物件のオーナーの物件の管理を引き受ける仕事です。
例えば1棟で6室の物件で、管理費用が月に4,000円の場合、24,000円の売り上げを計上できる計算です。
この管理物件を地道に増やしていく方法で、いつしか売り上げを大きく伸ばすことに成功します。
単純計算で同じ規模の物件を100棟管理した際には、2,400,000円の売り上げです。
管理物件を増やし実績を作る
管理費用は物件により違いがあり、それ以下もそれ以上もあるので、最初の段階では管理物件数を増やして実績を作ることを重点に置いても間違いではありません。
管理物件を抱えるにはそれなりの営業努力は欠かせません。
会社に任せてもらうことでオーナーや入居者がメリットに感じる内容を提示でき、誠実な対応を怠らない場合では大きな問題は無いとも考えられます。
不動産事業においての管理の仕事は、入居者の管理全てとお金の管理、物件の維持管理、トラブル対応などが代表的な内容です。
入居者の管理は個人情報に該当するので、自社内できちんと管理をすることが求められます。
お金の管理は最も重要で、家賃を確実に回収することと、管理費と手数料、修理修繕費などを除外した分をオーナーの口座に振り込みをする内容です。
物件の管理は巡回作業にて定期的に共用部分を清掃したり、破損している箇所があれば回復を行うことも大切な仕事です。
トラブル対応は主に入居者と周辺の住民に対して行うことになり、水漏れが起きた際の対応や、騒音等の苦情対策も多々あります。
関わる全ての方々がストレスを感じない生活を送ることができるように、十分な配慮をして仕事をすることで、問題の起きない管理の仕事を継続できます。
地道に管理物件を増やせた後には、不動産窓口を開設する方法もあります。
一般的に言う不動産管理会社の場合は、雑居ビル内で営業をしている会社も多数あり、仲介業務とは切り離しをして運営をしていることが多いものです。
ここは敢えて仲介会社としての窓口となる店舗を営業することで、本格的に不動産事業に参入することに成功できます。
仲介店舗を運営し売買まで行う
店舗は分かりやすいキャッチーな名称を付ける方法と、キャラクターなどを用意すると知名度を早期に高めることができる可能性があります。
イメージカラーを作ることも必要になり、営業車両も準備することも基本です。
店舗では仲介業務をメインに活動することになり、会社のある地元で入居者募集をしている殆どの物件を扱うことが認められています。
管理会社が別会社でも仲介に関しては仕事範囲にできるので、利用者が来店した際には、希望要望をしっかりと把握した上で、適切な物件を案内して、契約に結び付けることで仲介手数料を計上することができる仕事です。
ここで注目したいことがあり、既に管理会社として運営をしている際には、自社管理の物件を中心に案内をする方法があります。
自社管理であれば多くの利益を出すことができ、空室管理を上手く行うことができるので、会社と契約先のオーナーにとってもメリットが生まれます。
次のステップは宅建の資格を取得する方法です。
この資格は社長が取得することは勿論良い方法ですが、社員の1名が取得をしていることでも営業上は問題がありません。
取得することが難しい場合は、有資格者を社員にすることでスピーディーな仕事を進められます。
資格を持っていることのメリットは、不動産物件の売買を事業で行えることです。
勿論、貯めたお金で個人で賃貸物件を購入したものを、自社管理にする方法もありますが、事業で売買することとは別の意味合いがあります。
売買の場合は勿論ですが、安く購入したものに付加価値を付けて高く売却する方法が最も分かりやすい仕事になり、その差額を会社の利益にすることができる方法です。
このように、初めは管理会社として運営をして、後に仲介店舗を運営して、更に売買まで行うという一連の流れでは、後に会社を大きくできるチャンスは十分にあると判断できるのではないでしょうか。